仕事をセーブしたら関係が終わった話

― フリーランスが距離を置く判断 ―

仕事が原因で心がざわついていた

心がざわついていた理由は、仕事でした。

内容はやりがいがあり、

元請けの期待に応えたい気持ちも強かった。

けれどあるとき、

体が心より先に悲鳴を上げました。

「期待」だと思っていたものの正体

責任を果たしたくて続けていましたが、

あるとき気づきます。

私に向けられていたのは期待ではなく、

  • 仕事の丸投げ
  • 責任の押し付け
  • 圧力

だったのではないか、と。

気づいたときには、

心も体も限界に近づいていました。

仕事をセーブしたいと伝えた結果

体調が悪化し、

勇気を出して「仕事をセーブしたい」と伝えました。

すると返ってきたのは、

「精算したい」という言葉でした。

15年近く関わってきた相手でした。

正直、衝撃でした。

フリーランスが距離を置く判断

当時は理不尽に感じました。

けれど今振り返ると、

距離を置くべき関係だったのだと分かります。

仕事の丸投げや過度な責任は、

長期的に見ると持続しません。

フリーランスにとって大切なのは、

  • 仕事量より関係性
  • 売上より継続可能性
  • 一時の期待より、自分の状態

でした。

仕事を減らすと不安はある

仕事がなくなる不安はありました。

収入が減るかもしれないという怖さもありました。

それでも、

今は誠意のある元請けの方と働いています。

仕事以外のことを考える余裕も戻りました。

まとめ:手放すことで戻るもの

仕事を減らすことは敗北ではありません。

むしろ、

  • 無意識に引き受けていた負荷
  • 過剰な責任
  • 圧力

を見直すきっかけになります。

手放したことで、
私はようやく自分の人生を取り戻せました。

手放す判断も、
抱え続ける判断も、
どちらも「状態」が影響します。

心が不安定なときに整えたつもりで
時間を失った話も書いています。

▶︎片付けで後悔した話

片付けで後悔した話

― 衝動的に本を捨てて気づいたこと ―

不安なときに片付けたくなる理由

心がざわつくとき、

急に「整えたい」と思うことはありませんか。

私にもありました。

仕事がうまくいかず、

何をしても落ち着かない時期。

「部屋をすっきりさせれば前に進めるはず」と思い、

本棚の片付けを始めました。

でもそれは、

片付けの失敗でした。

衝動的に本を捨ててしまった

読書は唯一の趣味でした。

それなのに、

  • もう読まないかもしれない
  • いまの自分に必要ないかもしれない

そう思い込み、

次々に本を処分してしまいました。

そのときは「整理できた」と感じていました。

けれど時間が経つと、

それは整理ではなく衝動だったと気づきます。

捨てて後悔した理由

後になって読み返したくなった本が何冊もありました。

内容だけではありません。

「そのときの自分がそれを好きだった」という記憶まで、

一緒に手放していたのです。

片付けは“選択の連続”です。

そして選択には、

思考とエネルギーが必要です。

メンタルが不安定なときの断捨離は危険

心が不安定なとき、

  • 減らす
  • 捨てる
  • 手放す

という行動は、一瞬だけ不安を軽くします。

でも長期的には、

  • 後悔
  • 空虚感
  • 「なぜ捨てたのか」という自己否定

につながることがあります。

私はそれを経験しました。

片付けで後悔しないために

今はこう考えています。

無理に捨てなくていい。

まず整えるのは「部屋」ではなく、

  • いまの自分の状態
  • 本当に減らしたい理由
  • 捨てたあとに後悔しないか

ここを確認すること。

片付けは焦らなくていい。

軸が戻ってからでも遅くありません。

まとめ

片付けがすべて前向きとは限りません。

とくに、

  • 仕事がうまくいっていない
  • 心が落ち着かない
  • 不安が強い

そんなときの断捨離は、

「整える」よりも「失う」時間になることがあります。

もし今、衝動的に何かを捨てたくなっているなら、

一度立ち止まってもいい。

片付けは、

エネルギーが戻ってからでも遅くありません。

整えたつもりで判断を誤ったのは、
片付けだけではありませんでした。

▶︎手放して、私が戻ってきた

なぜ私は楽なほうを選べないのか

― 苦労を選んできた働き方を振り返る ―

楽なほうを選べばいい。
そう言われたことが何度もあります。

けれど、簡単なほうに進むことが
私には簡単ではありませんでした。

気づけばいつも、
少し負荷のかかる選択をしています。


楽なほうを選べない人の特徴

振り返ると、いくつか共通点があります。

・自分がやらなければと思いやすい
・手放すことに抵抗がある
・断る理由を探すより、引き受ける理由を探す
努力しているつもりはなくても、
選び方の癖が、負荷を増やしていることがあります。


苦労を選ぶのは、向上心の裏側かもしれない

負荷を選ぶことは、
必ずしも悪いことではありません。

その経験が、
いまの仕事の土台になっている部分もあります。

けれど、

向上心が強すぎると、
執着に近づきます。

抱え込むことが習慣になる。

それが続くと、
暮らしのほうが崩れます。


見直したのは「努力」ではなく「順番」

私が変えようとしたのは、努力の量ではありません。

何を引き受けるか。
どこまでが自分の責任か。
いま本当に必要なことは何か。

判断の順番を少し整えただけで、
選択は変わりました。


まとめ

楽なほうを選べないのは、
弱さではありません。

ただ、無意識の癖かもしれません。

その癖に気づくだけで、
少し違う選択ができます。


私はこの背景にある
個人的な体験については、
別の記事で書いています。

構造ではなく、経緯の話です。